当院では平成19年(2007年)春より、苦しくなりにくい「経鼻内視鏡」を使用した、胃カメラ検査を実施しております。
経鼻内視鏡の実績はすでに10,000件を超えました。
癌などの早期発見には胃カメラ検査が欠かせません。
しかし、これまでの口からの胃カメラは痛い、苦しい、吐き気が強い等、患者様への負担が大きい検査でした。
鼻からカメラを入れる「経鼻内視鏡」は従来のものよりも細く、『口からの胃カメラが苦手』という方にも検査を受けていただきやすくなりました。
経鼻内視鏡検査は舌根にカメラが触れないため、吐き気が格段に軽減されます。
鼻腔の状態や患者様の様態によっては、鼻からではなく口から挿入するのほうが適しているケースがありますが、その場合でも従来の胃カメラの約半分の細さ(カメラの外径5.9mm)のため、負担が少なくなります。
カメラによって口を塞ぐことがないので、モニター映像を確認していただきながら、質問や気分を医師やスタッフに伝えることが可能です。
局所麻酔を使用する為、眠くならず、検査後に車の運転や食事も可能ですぐに日常生活に戻れます。