動脈硬化検査

あなたの血管は大丈夫ですか?動脈硬化状態を測定してみましょう。

動脈硬化とは?

心臓が送り出す血液を運ぶ動脈が狭くなったり硬くなったりする病的な変化のこと。
血管の壁に脂肪などが沈着して厚くなり、血液の通り道が狭くなったり、血管の壁が硬くなって、しなやかさが失われてもろく壊れやすくなったりします。

血管の変化は臓器障害のはじまり

虚血性心疾患や脳出血などの臓器障害は、全死因の約3割を占めており、その原因は血管の霜害です。大切な臓器を守るためには、血圧やけつえきだけでなく、定期的に欠陥をチェックすることが重要です。


危険因子

高血圧・高血糖・脂質異常・喫煙・過度の飲酒・肥満 など

血管の変化

※無自覚で潜在的に進行します。

臓器障害

脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・抹消動脈疾患など

生活の質が低下します

動脈硬化を放っておくと・・・

狭心症や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす恐れがあります。脳の認知機能や腎機能にも悪い影響を与えます。また、足の血管で動脈硬化が進むと、足の切断に至るリスクも高くなり、命の危険もあります。

動脈硬化状態を調べるには?

動脈硬化検査

当院では、費用が安く簡便な検査として下記の検査を受けることができます。

◎脈波速度検査
あおむけに寝て、両腕と両足首に脈波をとらえる帯を巻き、両手首に心臓の電気信号を検出するセンサーをつけて行う。
所要時間5分程度

◎頸動脈の壁の厚さなどを調べる超音波検査(エコー検査)


脈波速度検査ではどのようなことがわかるのですか?

脈波速度とは心臓から出て動脈を伝わる脈の速度のことで、血管が硬いと速く伝わるという関係があり、脈波速度を測ることで動脈の硬さを推定できる。
結果は表にしてお渡しできます。
あなたの推定血管年齢もお知らせできます!
簡単な検査ですので、ぜひ定期的に受けて健康管理にお役立て下さい。

ABI検査(足関節/上腕血圧比)

ABI値が低いほど、足の動脈の狭窄の可能性が高くなります。
また、心臓や脳といったほかの臓器障害の併発リスクも大きくなります。

ABI値が高値(1.4以上)の場合、血管の中幕石灰化が疑われます。

baPWV検査(脈波伝搬速度)

しなやかな欠陥は第二の心臓としての役割をはたしています。
baPWV値が高い(脈波伝搬速度が速い)ほど、血管や臓器への負担が増すため、心血管病のリスクは大きくなります。

定期的に検査することをお勧めします

脈波速度検査は予約不要短時間(5分程度)で検査は完了します。

直接ご来院いただき、受付にてお申しつけください。